先月7月に千葉県で崖の上に子ヤギがいる様子が、テレビのニュースで流れていました。現在京都に住むポニョと名付けられた犬も、崖っぷち犬出身です。ポニョはなかなか安住できる環境が見つかりませんでしたが、ついに引き取り手が見つかりました。
崖っぷち犬のポニョが、大阪の保護施設にやってきた!
ポニョは鹿児島県の徳之島出身です。地元の県道工事をしている崖で金網に足を引っかけてしまい保健所に保護。この時ポニョは全身に傷を負っており脱水症状や栄養失調を起こしていました。保護当初の体重は11kgとやせ細っており、真菌症によって毛が抜けていたそうです。
2016年5月に、ポニョは大阪の「犬の合宿所 in 高槻」にやってきました。「犬の合宿所 in 高槻」は保健所から犬を引き取り、新しい飼い主を見つけるボランティア団体です。ここでポニョはボランティアの溝渕みどりさんと出会い、真菌症を克服。
12回の引っ越し、保護施設の脱走。ポニョの目まぐるしい日々
しかしポニョは、諸事情によりボランティアのおうちを転々とします。ボランティアの溝渕さん宅は12回目の引っ越しだったそう。
ポニョは人気があり里親希望者はすぐ見つかりましたが、1回目のトライアルでは引き取り手の事情で、翌日キャンセルになってしまいました。これまで12回の引っ越しがストレスとなったのか、2回目のトライアル先でも、人を噛んだり他の犬に吠えたりと、うまく行かなかったそうです。
今日、たった今、7月25日 高槻市安岡寺付近から白犬が逃走しました(>_<)
中型、オス、首輪あり、人慣れしています。名前はポニョ
「犬の合宿所 in 高槻」に来て2ヶ月後には、脱走をしたこともあります。行方不明になったその日のうちに見つかったそうです。環境が目まぐるしく変わって心が落ち着かなかったのかもしれませんね。
ポニョ無事に飼い主が見つかる。新しいおうちでリラックス
2016年11月ごろ、紆余曲折のあったポニョにもやっと飼い主が見つかります。新しい飼い主は受入日から2日間、仕事の合間を縫って寄り添ってくれました。
ポニョはおうちの中で飼い主と遊ぶのが気に入ったようです。室内カメラを設置してお留守番の練習もしました。
ボランティアで面倒を見ていた溝渕さんにも会いに行ったみたい。保護当時と比べると毛並みがふさふさになりましたね。ポニョが元気になり新しいおうちも見つかり本当によかったです。
参考:
http://inunogassyukusyo.seesaa.net/article/441194792.html
http://inunogassyukusyo.seesaa.net/article/440411994.html
https://maidonanews.jp/article/13505745