【愛犬のための予備知識】知っておきたい犬や猫の熱中症応急措置方法

【愛犬のための予備知識】知っておきたい犬や猫の熱中症応急措置方法
イヌやネコの熱中症。犬の飼い主に行った「愛犬の熱中症に関する調査」で、愛犬の25%程度に熱中症経験あり。

それなのに飼い主の5人に1人は愛犬が熱中症の応急措置方法がわからない。「熱中症ゼロへ」のプロジェクトの一環、犬や猫などペットの熱中症 予防対策マニュアルを日本気象協会が公開しました。

イヌ・ネコの熱中症の見分け方

イヌやネコの熱中症症状は、初期症状、重篤化した場合とで違います。

初期症状は、激しい「ハアハア」という呼吸になるパンティング、よだれが多く出る、歯肉や舌などの粘膜が充血している、頻脈など。この時点で検温をした方がいいでしょう。

体温が40度を超える時には、熱中症の疑いが濃厚。ペットの検温は肛門の直腸から行います。

重篤化して下痢、嘔吐、ふるえ、意識消失、けいれんが起こっている時は動物病院に。DIC(播種性血管内凝固症候群)になると死んでしまう場合もあります。

応急処置は、常温の水をかけるほか、水で濡らしたタオルで包むほか、涼しい場所で風を送ることで体温を下げます。冷やす場所は、頭部ののど側、首、ワキの下、そけい部を中心に。

もちろん、重篤化しているようなら早めに動物病院に連れていきます。

ペットが熱中症にならないための予防と対策

ペットが熱中症にならないため、室内環境を整えるほか、水分補給をこまめにしたり、身体が熱くなりすぎないように心がけます。また、自動車移動の時は車内環境を整えるようにしましょう。

日本獣医師会では、加盟病院で「イヌ・ネコの熱中症予防対策マニュアル」を作成、配布。

持ち歩きしやすいサイズなので、飼い犬や飼い猫の熱中症予防のためにも持っておきましょう。

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