自力で一生懸命洗面台に乗ろうと必死な大型犬。はたから見ると何をしたいのかよく分かりませんが、その真相を知っているのは撮影中の飼い主だけのようです。飼い主のクスクスという優しい笑い声がすべてを物語っていました。
洗面台に入れないことに納得できない大型犬
小さな洗面台と体の大きなワンちゃん。喉が渇いて水が飲みたいのかな?でもちょっと違う様子。洗面台は水が空っぽです。どうやらこのワンちゃんは洗面台に乗ろうと必死の様子です。
よし!左足が乗ったぞ!あとは体をこうして……。そんなワンちゃんの気持ちが背中から伝わてきます。おそらく、このワンちゃんは小さいころ、この洗面台をお風呂替わりにシャンプーしてもらっていたのではないでしょうか。
あともう少しなのに落ちそう!ここがお気に入りの場所なのに!ワンちゃんの悲痛な叫びが聞こえてきそうです。できることなら洗面台に乗せてあげたいですが、ここまで大きく育ちましたからワンちゃんの願いは叶いそうもありません。
とうとうワンちゃんは観念したようです。飼い主さんの呆れたような、でもワンちゃんを愛おしく思うような、そんな優しい笑い声が聞こえてきます。
小さいころの記憶が残っていて、またご主人にシャンプーしてもらいたいと思っての行動だったのかもしれません。まだ自分が子犬のように体が小さいと思い込んでいるのかもしれません。体は大きくなっても甘えん坊なんですね。