2019年11月パナマ、サン・ミゲリートのシナイ川で事故は起きました。
豪雨により氾濫した川に、白い犬が飲み込まれてしまったのです。
それを見た飼い主のカルデロンさんは自分の身をなげうって、犬のフーロの救出に挑みます。
果たして犬と飼い主の命は無事だったのでしょうか?
激流に流された愛犬を助けに行く飼い主…奇跡は起こるのか!?
カルデロンさんたちと一緒に、端から端へ移動しようとする犬のフーロ。
しかし川の流れが激しすぎて、フーロは激流に飲まれてしまいます。
カルデロンさんの友人が「フーロを助けろ!」と叫びます。
そして意を決して川に飛び込むカルデロンさん(写真右側)。
フーロの方へ急いで泳いでいきます。
仲間が拍手をしています。
カルデロンさんがフーロを捕まえたようです。
フーロを抱きかかえて歩くカルデロンさん。
無事に救助することができました。
この後カルデロンさんは、市長により動物福祉員として任命されました。
カルデロンさんは親に捨てられ動物と成長してきたそうです。
「家族の一員を助けたい」という強い気持ちが天に届いたのでしょう。
まさに奇跡のワンシーンでした。