アメリカの農場で起こった奇跡!ジャーマンシェパードと小鹿の物語が美しい


ジャーマンシェパードは聡明で、家族への愛情が深い犬種です。アメリカ・オハイオ州在住のサージ(9歳)は1頭の小鹿と出会い、ジャーマンシェパードならではの長所を発揮するようになりました。種族間を超えた愛の物語をお伝えします。

小鹿と出会い、やさしくなれたジャーマンシェパードのサージ

サージはオハイオ州の農場経営者シェリル・スティーブンさんに飼われており、兄弟と一緒に育ちました。子犬時代はやんちゃで部屋中を駆け回り、気分屋な性格でした。ジャーマンシェパードの賢さをあまり感じられないサージでしたが、小鹿のソバとの出会いで性格が一変。

サージは自らソバの面倒を見るようになりました。シェリルさん曰く、ほかの犬たちを寄せつけないほどかいがいしく世話をしていたそうです。

小鹿のソバはサージのおかげでみるみる回復した

小鹿のソバは道路で倒れて衰弱していたところをシェリルさんに拾われました。シェリルさんはソバが元気になるまで預かることに。ソバは歩くのも困難で、心も閉ざしていました。

しかしサージが毎日寄り添うことで、次第にソバの容態はよくなります。ソバが外に出かける時は用心棒としてサージが付き添いました。やがてソバは回復し自然に帰ることができました。このことを知った隣人たちは、シェリルさんに小鹿のリハビリの依頼をお願いしたそうです。

ソバと会ってからサージは小鹿が大好きになる

シェリルさんは依頼によって、小鹿を度々預かる日が増えました。サージはソバに出会ってから小鹿に愛情を示すようになり、どんな子にも献身的に対応。まるでサージが小鹿のリハビリを担当しているみたいですね。

小鹿が来る度に大喜びをするそうです。添い寝は当たり前で、自ら枕になってあげることも。においを嗅いで健康チェックも欠かせませんし、小鹿もサージのそばだと安心できる子が多いそうです。

サージが小鹿のお世話をする様子を見たみんなの声

サージが大好きです!

facebookのコメント

サージは天使!

facebookのコメント

シェリルさんは最高の愛犬を飼っている。そしてあなたも素晴らしい!

facebookのコメント

犬が小鹿の世話をするなんていい話だ。

facebookのコメント

小鹿の世話係に使命感をもつサージ。シェリルさんも認めている

シェリルさんはこれまで複数の小鹿を預かりましたが、なかには回復する前に亡くなる子もいるそうです。


写真の小鹿も自動車にひかれて重症を負い2週間後に亡くなりました。サージはずっと小鹿に寄り添っていたそうです。

サージはこれまでも小鹿の死に直面すると、元気がなくなり食欲も減ってしまいます。それだけ愛情をもって1頭1頭と付き合っている証拠です。シェリルさんもフェイスブックにて、サージは「思いやりがある子」と称賛しています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA